LMCで使われたオモシロデッキ紹介を試験的に始めてみました。
目標は週刊ペースで投稿できればいいかなーと。




10/11 Japan Finals Regular Regional Tournament in HobbyStation GLOBO Soga
マスノリョウスケ
「LIVA Green」

4《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》
4《屍百足/Necropede》
4《荒廃のマンバ/Blight Mamba》
4《嚢胞抱え/Cystbearer》
4《屍肉の呼び声/Carrion Call》
4《原初の怒声/Primal Bellow》
4《地うねり/Groundswell》
4《巨大化/Giant Growth》
4《巨森の蔦/Vines of Vastwood》

24《森/Forest》

4《死体の野犬/Corpse Cur》
4《自然の要求/Nature’s Claim》
4《スズメバチの一刺し/Hornet Sting》
3《秋の帳/Autumn’s Veil》

まずはこの禍々しいリストを見て欲しい。
クリーチャーの欄から一見、リミテッドと見間違えたかと思ったほどだ。
しかしこれは紛れもなくスタンダード、FinalsSP予選に持ち込まれたものである。

デッキコンセプトは単純明快。
感染持ちのクリーチャーを高速で展開し、計16枚の《巨大化》系呪文で速やかに対戦相手を毒殺する。《地うねり》《巨森の蔦》といった修正値の大きい呪文が採用されており、最速3ターンKillも可能となっている。
クリーチャーが全て感染持ちなので、《巨大化》系呪文が実質2倍の修正を与えることになり、1体でも通すと即死するプレッシャーを与えることで、相手の動きを間接的に制限もできる。

サイドボードは《審判の日》からのリカバリー用に《死体の野犬》。対システムクリーチャーに《スズメバチの一刺し》。
除去やバウンス対策に《秋の帳》と、デッキの弱点を上手く補うカードが採用されている。
ライフを削らないこのデッキにおいて、《自然の要求》はほぼ《帰化》の上位互換として機能する。

制作者曰く、まだまだ改良の余地があるとのこと。
ここからは筆者の持論になるが、他に採用し得るカードを挙げていこう。

《冒険者の装具/Adventuring Gear》
単色デッキの利点である1ターン目のアクションができるカードが無く、マナを無駄にしてしまうターンがこのデッキには存在している。そのマナカーブの穴を埋め、後続のクリーチャーのサイズアップもできるので、是非とも採用したい1枚である。

《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》
黒をタッチすることになるが、回避能力を持っている為、安定して毒カウンターを与えることができる。前述の《冒険者の装具》とも非常に相性が良く、フェッチランドを採用すれば、十分な黒マナも確保できるだろう。

《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
マナ域を埋めつつ、《糾弾》《稲妻》等のこのデッキには致命的な除去呪文や低マナ域のブロッカーとなるクリーチャーを捨てさせ、有利なゲームプランが構築できる。プレインズウォーカーは無視できるので、《強迫》である必要はあまり無いだろう。


稚拙な文章ではありますが、以上で第1回の紹介記事とさせていただきます。

Finalsの予選シーズンが続き、今週末はLMC ChampionShipも開催されます。そんなまだまだメタゲームが混沌としたスタンダードで、「ヴァラクート、青白は飽きた」「変わったビートダウンデッキが使いたい」という方がいましたら、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

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